
茨木市と摂津市の戸建て売却価格はどう違う?比較して相場や特徴を知ろう
これから茨木市や摂津市で戸建ての売却をお考えの方にとって、「自宅がどれくらいの価格で売れるのか」「隣接する市と比べて自分のエリアは有利なのか」といった疑問はつきものです。この記事では、両市の戸建て売却価格の相場やその違い、価格に影響するポイントについて整理し、売却準備に役立つ情報を分かりやすく解説します。売却の一歩を踏み出すためのヒントを得たい方は、ぜひ最後までご覧ください。
茨木市と摂津市の戸建て売却相場の現状を把握
まず、茨木市の戸建て売却相場についてご紹介いたします。2025年最新データによりますと、坪単価は約93.6万円、平米単価は約28.3万円となっており、前年から約10〜11%ほど下落しています。取引件数も前年の344件から73件へ大きく減少しており、取引規模の縮小がうかがえます(坪単価・㎡単価・件数についてはアセットロケット調べ)。 また、別のデータでは茨木市の中古一戸建ての平均売却価格が約4,235万円、㎡単価で約30.8万円との報告もあり、やや価格の違いが見られるものの、概ね30万円前後が目安と考えられます(Room Match 調べ)。
続いて、摂津市の戸建て売却相場です。2025年9月時点での情報では、平均売却価格は約8,253万円、㎡単価は約18.8万円となっており、㎡単価は前年から約33.2%下落している状況です(Room Match 調べ)。 一方、別のデータでは、摂津市全体の平均売却額は約3,882万円、取引件数は152件、平均築年数は約31年という数値もあります(イエウリ 調べ・2025年9月時点)。
両市の相場の違いを整理しますと、茨木市は坪・㎡単価ともに高水準ながら取引件数が減少しており、一戸あたりの価格はやや安定しています。対して摂津市は㎡単価が低めである反面、地域や築年数によって取引価格の幅が大きく、平均売却額にばらつきが見られます。
以下に両市の主要数値を表でまとめます。
| 項目 | 茨木市(2025最新) | 摂津市(2025最新) |
|---|---|---|
| 坪単価 | 約93.6万円 | ―(㎡単価のみ) |
| ㎡単価 | 約28.3万円 | 約18.8万円 |
| 平均売却額(目安) | 約4,235万円 | 約3,882万円 |
売却価格に影響を与える要素の比較
茨木市では、築年数が浅いほど㎡単価が高くなる傾向が見られます。たとえば、築10年程度の中古戸建てで㎡単価がほぼ10%~30%前後下落する一方で、駅徒歩時間が縮まると取引件数割合が増加し、価格を支える要因となっています(築浅物件の割合が2024年2.8%→2025年5.8%、駅から徒歩6分未満が4.6%→7.8%に増加)。
延床面積や土地面積の広さも価格に大きな影響を及ぼします。たとえば、茨木市の土地相場は坪114万円(㎡単価34.5万円)、前年から約25%上昇した一方、広い専有面積の物件が取引される傾向に伴い価格も高止まりしています(専有面積:前年より16%減少)。
摂津市では、築年数や延床面積の増加が価格上昇に寄与しています。坪単価は2024年に約98.9万円/坪(前年比+10.6%)、平米単価29.9万円/㎡(前年比+10.7%)と上昇し、取引の平均専有面積(39.6坪)や延床面積(45.5坪)の増加が背景にあります。また、全体の平均売却額は約3,838万円で、5年前と比べて約9.0%上昇しています。
以下の表に、両市における要素別の特徴をまとめています。
| 比較項目 | 茨木市の傾向 | 摂津市の傾向 |
|---|---|---|
| 築年数 | 築浅ほど㎡単価高、割合増加傾向あり | 全体として築年数と価格は上昇傾向 |
| 面積(延床・土地) | 広さ維持と価格上昇(土地坪114万/㎡単価34.5万) | 専有・延床面積拡大と坪単価上昇(98.9万/坪) |
| 取引件数・市場活性 | 築浅・駅近物件の取引増加 | 近年取引件数は減少傾向だが、一部高額エリアで堅調 |
茨木市と摂津市、売却価格の比較とそれぞれの特徴
茨木市と摂津市の戸建て売却価格を並べて比較すると、茨木市は比較的高めの相場で推移しています。一方、摂津市は控えめながらも最近は上昇傾向が見られます。
| 市町名 | 平均売却価格(中古戸建て) | ㎡単価または坪単価 |
|---|---|---|
| 茨木市 | 約4,235万円(最新) | 30.8万円/㎡(㎡単価) |
| 摂津市 | 約2,380万円(2025年10月) | — |
茨木市の平均売却価格は約4,235万円、㎡単価は約30.8万円という数値が例示されています,茨木市は万博効果による資産価値の高まりも期待されていますので、それが価格の押し上げ要因の一つとなっています。
それに対して、摂津市の中古戸建て売却相場は約2,380万円となっており、やや控えめな印象です。築年数、土地面積ともに中央値として100㎡と73㎡、築年数は24年という条件下での相場となっています。
茨木市の価格が高い背景には、万博公園への近接性や交通アクセスの良さ、ゆとりある敷地条件などがあります。特に取引実績では平均土地面積228㎡・平均売却額4,787万円と広めの敷地での取引が見られます。
一方で摂津市は、10年前比で+6.1%と堅調な推移を示しています。将来的にも+11%程度の上昇が見込まれており、長期的な資産保有視点では魅力的です。
ご自身の物件が「どちらの市の相場に近づけるか」を判断するには、まずは築年数・面積・立地という基本スペックを踏まえて、茨木市のような高価格帯への該当性を考えるか、あるいは摂津市の着実な上昇に合わせる方が自然か、という視点が重要です。例えば、万博近隣で土地・広さに余裕のある物件であれば茨木市寄りで検討し、コンパクトな築20年以上の戸建てであれば摂津市の相場の方が現実的かもしれません。
自宅売却を検討する際のポイント
ご自身の戸建てを売却する際は、築年数や延床面積などの物件条件にくわえ、地域の市場動向を踏まえた準備が重要です。以下のポイントをもとに、売却価格の現実性を冷静に判断しましょう。
| チェックポイント | 内容 | 理由 |
|---|---|---|
| 築年数・延床面積 | 築10年・延床70㎡を基準に相場を確認 | ホームズによると、この条件で約2,740万円(坪単価130万円)が推定相場です。 |
| 地域別相場 | 茨木市と摂津市の中央値を比較 | SUUMOでは、茨木市が約3,290万円、摂津市が約2,380万円(ともに中央値)とされています。 |
| 売却価格の現実性 | 相場と希望価格のギャップを把握 | 相場との差が大きいと売れ残りリスクがあり、現実的な設定が重要です。 |
上記のように、ご自身の物件の状況と地域相場を表形式で整理することで、理想的な売出し価格の基準が明確になります。
とくに茨木市では、築10年・延床70㎡の一戸建ての推定相場が約2,740万円とされ、坪単価は130万円ほどです。相場の指標としてこの数値が参考になります。
また、地域ごとの特徴をふまえましょう。たとえば、茨木市は大阪万博開催に伴う注目度や交通利便性により中古戸建ての資産価値が高まりつつある傾向が見られます。一方、摂津市の中古戸建て売却相場の中央値は約2,380万円と、茨木市よりだいぶ低い水準にあります。
そのため、ご希望価格を設定する際には、茨木市では比較的高めの設定も可能性がありますが、摂津市では相場との乖離に注意が必要です。それぞれの市の市場特性を理解したうえで、現実的・かつ魅力的な価格を設定されることをおすすめします。
まとめ
茨木市と摂津市の戸建て売却価格にはそれぞれ特徴があり、相場や動向を知ることが売却成功の第一歩となります。築年数や面積、市場の活発さなどの要素を確認し、相場を正しく理解することで、ご自身の物件に合った最適な売却計画を立てることができます。地域ごとの違いにも目を向けつつ、現実的な視点でご希望の売却価格を見極めることが大切です。まずは最新の情報をもとに、納得できる売却を目指しましょう。